カシオの新機種も興味があったのですが、ひょんなことから画質に定評のあるCanon S80を購入してしまいました。
28-100mm(35ミリ換算)の3.6倍機、Webで調べてみても苦労するだろうと思いつつ早速アダプターを作ってみました。
5mm厚のアルミ板にF-CP880をボルトで固定してから約39mmまで広げ、20×50mm 3mm厚のL型アルミ材で上下を固定する構造になってます。
カメラ下のスペーサーで上下、三脚ネジの取り付けで左右前後を微調整出来るようにしています。
広角端は盛大にケラレますが、1ステップ以降はケラレ無しで使えます。
光軸はほぼ芯が出ていますが、3.6倍機とあってアイピースととクリアランスはシビアで、現在0.5mmほど取ってますがもう少しつめた方が良さそうです。
試写①メジロ
ちょっと前ピンですが、4ステップ(2倍ズーム)でこれだけ解像しているのはさすがです。

試写②ルリビタキ
2ステップ(1.5倍ズーム) 少し派手目ですが自然な色合いです。プリント向きの画質です。

試写③ルリビタキ
6ステップ(2.6倍ズーム)曇りで少し暗く画質いまいちですが、まずまずこのあたりまでが実用域です。
W7はほとんど広角端のみの使用ですが、S80では2倍ズームぐらいまではプリント画質が出そうですので、38倍のアイピースで一本でほとんどのシーンはカバー出来そうです。現在は仮組みで一度分解してもう少し精度を出して週末に使ってみようと思います。
ちなみに75倍のアイピースでは1mmほどクリアランスを広げなければならない様で、これも厄介ですがアイピース側にスペーサーを入れればなんとかなるかも?
現在思案中 ( ̄~ ̄)ξ
調整後の写真です。
背景の流れが目に付きますね、たまたまなのか問題があるのか?湾曲してないのでよしとするか?